オベロンについての質問と回答まとめ④
ありがとう!!!!!!!!
さまざまな翻訳が出てますが、私は圧倒的に松岡和子先生の訳をオススメしています。これはもう、間違いなく……多少無理してでもいいから松岡和子訳で読んでほしいですね……
福田恒存・小田島雄氏訳は若干古いものなので、文章がちょっと固いというか、文学的に美しくはあるけれども読みづらさはあるよね。という感じがする。外国文学を読み慣れている人ならそう違和感なく読めるかもしれませんが、私はもう日本文学ばっかなので。慣れてない人には松岡和子先生が一番です。
何より松岡先生のハムレットくんは、一人称「僕」と「俺」が混在なのが素晴らしいよね……。
外国文学文学慣れてるんで!難しい訳でもいけるんで!という人には新潮文庫(福田恒存訳)がおすすめ。なぜかというと新潮文庫のシェイクスピアシリーズは表紙がびっくりするぐらい美しいからです。
愛する女を愛していると言えず、死と骸骨を見つめている男 大優勝構図すぎ
ティターニアだ!!
新潮の夏の夜の夢はあらし(テンペスト)もセットになっててオトクです
ツイートに載せてたのは河合祥一郎の「謎解きハムレット」という本です。だいぶ昔に読んだんですけど未だに何度でも読み返してしまうね。これハムレットの副読本として完璧なのでぜひセットで読まれると解釈が深まるかと思います。
【ごめんなさ〜〜〜〜〜いこの項目の解説、半分ぐらい誤りでした〜〜〜〜〜!!質問と回答⑤を参照してくださ〜〜〜〜い!!!!!!】
一応前提として……私はサーヴァントオベロンは成り立ちとしては「妖精國産ヴォーティガーンの記憶と思考回路を受け継いだ、夏の夜の夢のオベロン」という理解をしてます。
第1・第2再臨だと「夏の夜の夢のオベロン」が強く出ていて、第3再臨だと「ヴォーティガーン」が強く出ているのかな?という風に見えるけど、別にそんなことはないんですよね。二重人格というわけではぜ〜んぜんなくて、白い方は全部演技です。こいつ……。
第1・第2
役名:夏の夜の夢のオベロン
演者:オベロン・ヴォーティガーン(世界から虚構判定を受けているため実態はない)
第3
役名:オベロン・ヴォーティガーン
演者:オベロン・ヴォーティガーン(世界から虚構判定を受けているため実態はない)
そういう感じな気がする。
なので、サーヴァントのオベロンには妖精國産ヴォーティガーンの自律思考は多分あんまり無いと思います。あくまでも彼の記憶にプラスして、"感じ方"や"物事の捉え方"という思考回路が搭載されているだけというか。
そういうわけなので、オベロンとガッチャンコされたことについてヴォーティガーン自身がいいとか悪いとか思うことはない(できない)と思いますね〜。
もし古妖精オベロン(=純妖精國産)として出力されていても、ブリテン崩壊チャート自体にはいうてそんなに影響はなかったような気もする。古妖精オベロン+ヴォーティガーンなら「汎人類史を滅ぼすぞ!」にはならなかったろうけど、サーヴァントオベロンもブリテン崩壊はきっちり完遂させましたからね。真面目だよね。
島の意思さん的にはどっちでもよかったんじゃないかなと思います。
オベロンの考察。とても楽しく読んでます。。マイルームの「聖杯について」の考察もお願いします。。
リプライでいただいたもの。
オベロンを生み出したもの(=島の意思)と聖杯の泥(=アンリマユ)がそっくりだ、というお話。
フォロワーさんと話していたときの内容を引用させていただくんですが、「人々の行為によって生み出された自業自得の呪い」という表現がなるほど〜と思いました。
聖杯の泥は災厄だけど、アンリマユを生み出したのは他でもないお前たち人間だろ、という。(ホロウアタラクシア参照。私は未プレイなのでふわっとしか理解してないですすみません)
妖精國においても、島の意思が崩壊を望んでいるのははじまりのろくにんが犯した罪が元凶になっているので、その辺で自業自得だろという気持ちがあるのかもしれませんねー。
あ、書いてて思ったけどもしかしたら第1・第2のときのセリフの話ですかね?
私あのセリフは「役:オベロン」として100点満点すぎるので大好きです。夏の夜の夢のオベロンは人のものを欲しがる(ティターニアの小姓を横取りしたがる)ところがあって、それを悪びれもせず「うん、僕はそういうものだから☆」と言ってくるところ最高と思いますね。
キラキラしたもの、貴重なものを欲しがる妖精さん。それが人のものでも強奪しにくる子供みたいな無垢な残酷さ。かわいい。
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