お題箱返信・2023/05/03

過労でぶっ倒れちゃったので一旦お題箱の回答とか、マガジンとかおやすみさせていただいてました。根気強く待ってくださって本当にありがとうねえ。
おかげさまで肺炎は無事に回復しまして、元気に毎日残業で連勤しまくっております。地獄とは労働のことだ。(サルトルの言葉のパロディ)




一人で孤独に療養していたあいだ本当に励ましの言葉に支えていただきました。優しい言葉をありがとうございました……病気でなくとも定期的に食が無理になることがあるので、次からはアドバイスを参考にしてみようと思います。メイバランスは医療用、介護用で使われているらしくてこういうのが一番信用できる。

余談だけど最近ベースブレッドやめて完全メシで栄養補給してみようかなと思ってるよ。






そのメッセージのことよく覚えてますよ。祈るがいいよと言ったことも。
私にできることはとても少なくて、日々無力を痛感するばかりでしかないけど、それでもたった一人でもあなたのような人がいるって事実が「みずさわ」としての私をこの世に立たせてくれています。

病気のときにメッセージを送らなかったからって謝らなくていいんですよ。それほど真剣に言葉の使い方を考えて私を気遣ってくれたのは、あなたの真摯さの表れだと思うし、思ってくれるだけで私は嬉しいですから。

私が作っているものも書いていることも、見てくれる人がいて初めてこの世に足跡を残せるもので、だから助けられているのはむしろ私の方だとも思う。こうして優しい言葉を使ってくださるあなたにどうか同じものが降り注いでいますように。思ってくれてありがとう。





両手で足りないけど足の指も入れたらあと10回もチャンスが増えるの最高!足でも足りなくなったら他人の指を借りたっていいわけです!転職なんてなんぼしてもええですからね

労働のこと基本的には憎んでいるし、そこから得られる満足感や多幸感は「辛くてもやらなければ生きていけない」という苦痛から脳を麻痺させるための自己暗示にすぎないと思ってるけど、本当はそればかりではないことも分かっている。
自分の力だけで社会に居場所や存在価値を見つけていくことはとても難しくて、人はしばしば最も身近にある労働によってソレが得られるのならこれで充分、いやそれこそが一番嬉しいことなんだと思うようになる。事実、特別優れた才能を持たない人が労働にも家庭にも頼らないで自己肯定をしていくのはほとんど不可能とも思えるほど難しいから、本当はその道を私も肯定するべきなのかもしれない。

「コンビニ人間」の主人公はその極地にいる人間の姿だったんじゃないかとも思う。彼女は「友人」「恋人」「家族」の世界ではどう頑張っても普通にはなれない。ありのままの彼女の人格を肯定してくれる人も、手を繋いでくれる人もいない。だけど「店員」としてだけは普通と呼ばれる場所に立つことができるのだ。部品でさえあればいい。マニュアル通りに喋って、決められた目標に向けて歩いていれば肯定してもらえる保証がある。
こんなことは、先に挙げたような社会の中ではあり得ない。人との会話にも、人生にも、マニュアルや明確な道筋はないから。誰にも教えてもらえなくてどこへ向かえばいいのかも分からなくて、どれだけ努力しても肯定される保証はなくて、それは本当に本当に恐ろしくて不安で孤独なことなのだ。

社会の歯車になる。自分の人生の重みから逃れること。自由という絶望を手放すこと。他者からの絶対的な肯定の保証を得ること。多分労働にはそういう側面があって、私は画家になることを諦めて社会人になった麦くんのことを今も考え続けている。「コンビニ人間」の彼女もきっと私の胸の中に何年も居続ける存在になるだろうと思う。こういう読書ができることはとても幸せですね。

投稿者さんのように、同じことを思っている人がいてくれたというのは嬉しいことです。あと心底思うけど、私が昔書いたものをずっと心に留めてくださっている人がいるのは本当に恵まれているしありがたいことだなあと感じます。祈ってくれてありがとう。






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きょうはもうねりをしまつ。4月以降にもらったおたよりはまた今度返しますね。フォロワーがいてくれてよかったと思うことがたくさんあるよ、いつもありがとうございます。


 



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