2022年8月30日・お題箱返信


わたしはそういう場合に学校や会社を休むのは自己中心的だからでは全然ないと思いますよ。「そうしないとみんなに迷惑をかける」という強迫観念でしか動けないことの方がむしろ不健全だと感じる。できれば、すみません今日休みます(電話ブツ切り)ぐらいでも連絡は入れた方が自分のためにもいいかなと思うけど……

わたしは学生時代がずっとそんな感じで、どうしても通学することが嫌で、それもなんとなく嫌なだけで、特に理由は無かった。強いて言うなら「ずっとベッドの上でぼうっとしていたい」というだけの些細で誰の害にもならない願いさえ叶わないことが一番ストレスだったのかな。

誰がいちばん自己中心的かと言えば、人間のそうした些細なメンタルの変動すら許さず「たとえどんな理由があっても休むことなく、きちんと社会をやれ、そしてそれを当然のように一生やり続けろ」と要求する社会のほうなのだ。人間はそこまで完璧にはできていないから、「今日はしんどいし休みたいなあ」という誰もが抱く善良な願いぐらい叶えられるべきだ、と強く信じている。


わたしも繫盛期に当日欠勤して(主に身内から)死ぬほど怒られたことがあるよ。でも人間の社会には実は「メンタルふにゃふにゃ界隈」がわりと存在して、いきなり欠勤してもまあそういうこともあるよね~という扱いになる職場もあるのだ。

「学校」にはメンタルふにゃふにゃ界隈は存在せず、まっとうに生きていけなかった人は不登校や自殺でフェードアウトしていくから、学生のうちは社会にそれを許容してくれる場所があることが分からない。いや、学校を出て大人になってもそういう場所の存在を知らないで苦しみ続けている人もきっと大勢いるんだけど。


マジョリティ健常者/マイノリティ障害者だけがこの世のすべてではないから、微妙にどちらでもない人々の溜まり場ができるのも当然の仕組みで、わたしたちのような人間の人生は自分に居心地のいいメンタルふにゃふにゃ界隈の存在を見つけ出せるかにかかっていると言っても過言ではない。
あなたの未来に幸あれ。









人との縁が切れるのは辛いことだけど、たとえ痛みを負ってでも切らなければならない時はある。それをする勇気を持てるのは良いこと。
多分、何年か先に振り返った時には「あのとき距離を置く決断をしてよかったな」と思えるようになるんじゃないでしょうか。







実は2020年に紹介したものがあったりするのでよければこちらを参考にしてください。(ちょっと下のほう)


今まではツイートかnoteくらいしか入口がなかったのが、最近はスペースからみずさわを知って下さる方もいるということでありがたい限りです。雑談しかしてないんだけど興味を持ってくれたならとても嬉しい。








初めて見たのが今年の3月ごろで、その時も色々話はしたけど劇場版で本当にうわーーってなっちゃったね。最近RT先で「バーチャル晶苹お姉さん」と呼ばれていて笑った。

フォロワーくんは、こんなバーチャルお姉さんでも許してくれますか?








(生命継続理由動画からの話題)

LIVEで「生まれてきてくれてありがとう」と言うアイドル、気になるな……と思いながら生活していた折、街中のBGMでこの歌が流れていて「お、お前は!?!?!?」と検索したところ九条天だった。

「生まれてくれてありがとう」は台詞パートだからサイトによっては歌詞としての記載がないのがまた味がある。


ちなみに、みずさわはたとえ返信不要と書かれていてもだいたい返信するよ☆









美しい~~!綺麗でいいなあ。そういえば型月の2部6章本、受注で予約できたような気がするんだけど、その後どうなるのかまったく確認できていない。届くかな?いつか届くといいな……










「目に見える症状が出ていたら精神病、そうじゃなかったら甘え」という考えはあんまりよくない。これは質問者さんの思想じゃなくて、健常者中心社会の風潮だと思うから、あえて否定するような言い方をしてしまうのですが。


例えば、人が自傷行為をする理由のひとつには「わたしは自傷をしてなかったらただ弱気でうだうだ言っているだけの甘えた人だけど、リスカの傷があれば精神病という肩書が得られて、少しでも免罪される」という心理がある。

これは社会からそう見られるということでもあるし、自分にとって気が軽くなるからでもあるのだと思う。「いっそ早く限界を迎えて何でもいいから逃げられるようになりたい」という言葉は、そういうところに端を発しているんじゃないでしょうか? 少なくともわたしは昔そう思っていた。


けど、実際にはただの傷の有無でその人のストレスが変わるわけではないし、目に見える症状がなくたって苦しいものは苦しいよ。だから、生きていたくないとか、働きたくないと思っている自分の気持ちをどうか「わがまま」や「甘え」だと否定しないでほしい。精神病の入口付近にいるすべての人に対してそう思う。

自分自身が自分の最も強い感情や欲求を否定することを繰り返しているかぎり、人の心は決してどこにもいけないと思うから。


そして「好きなことばかりしていたらだめ」なんてことはないですよ。もしそうだったら人は何のために生きているんだろう。現実に辛いことがのしかかっている時こそ、それに立ち向かうために辛いことの10倍ぐらい楽しいことが必要なのに。

娯楽と睡眠をたくさんやって、やり飽きてからじゃないと就活とか労働とか介護とかそういうものに向き合う力はとても出てこないよ……特に、鬱は加速するとまっさきに正常な睡眠と食事ができなくなり、どんな娯楽も楽しいと思えなくなるから、できるうちは本当にそれらを大切にしてほしい。


就活なんてできなくてもアルバイトでどうにかはなるはずだし、きっとうまくいく、うまくいくって信じながら楽しいことをたくさんしてくださいね。そんな簡単に考えられないよって思うかもしれないけど、あなたが少しでも楽になれるように願ってのことなので、どうか許してね。




 





水沢教会

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